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M&Aの基礎講座① M&Aの一般的な流れとは

Q1.M&Aを実行したいが、 どのような流れで進み、 一般的にどのくらいの時間を要するのか?

M&Aの進め方には、相対方式と入札方式の2種類があります。相対方式とは、売手と特定の1社の買手候補先との間で 売買交渉を行う方式のことをいいます。 入札方式とは、買手候補先を複数選定のうえ、それぞれの候補先に打診し、候補先の中から最もよい条件を提示した会社と取引を行う方式のことをいいます。

相対方式の場合、 売手と買手が1対1で向き合っており、 M&Aの進め方も当事者間で柔軟に決められるため画一的なものはありませんが、入札方式と似通った進め方が多いです。

【買い手サイドの場合の一般的な流れ】

プレM&Aフェーズ

期間:1から3ヶ月
内容:M&A戦略を立案し、対象会社に対するアプローチを決定します。対象会社を絞り込むため、ショートリストを作成し、実現可能性を評価します。 

マーケティングフェーズ

期間:2ヶ月程度
内容:売手と接触し、本格的な交渉に向けた準備を進めます。

エクスキューションフェーズ

期間:4ヶ月から1年
内容:秘密保持契約を結び、買収スキームの検討とバリエーションを行います。専門家をアサインし、デューデリジェンスを行い、最終契約を締結し、資金決済や名義書換等のクロージングを実行します。 

ポストM&Aフェーズ

期間:1ヶ月から
内容:役員派遣やシステム統合等のPMIを実行します。


M&Aの案件検討からクロージングまでの期間については、案件の規模、 交渉戦略、スキーム等によって異なります。 筆者の経験上、入札方式の株式 譲渡の場合、案件検討から最終契約締結まで6カ月~1年程度の期間となることが多いです。相対方式の株式譲渡の場合、案件検討から最終契約締結まで最短で1ヵ月程度の期間で完了してしまうこともありますが、一般的にみて6カ月程度を要する案件が多いようです。 ステークホルダーの意向、ス キーム、案件形式等により、短縮または長期化することもあります。

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